AOpen M3661-P ベアボーン

AOpen M3661-P
AOpen(エーオープン)の通販サイトで9,240円(送料税込)で購入。  ケースサイズは奥行40cm×高さ35cm×幅15cmで、拡張性が高い割には省スペース。  フロントパネルは安っぽくなくて良い。
現在はもう生産完了製品になってます(2006年11月)。

内部
組み込み後の内部画像。
5インチベイが2つ、3.5インチベイが計4つあります。  ベイは取り外し式でアクセスしやすいです。
上部に付いていた7cmケースファンは、轟音を発するため、静音タイプに換えて後面に移動。

パーツ構成。
このマシンをメインで使うので、 ノート(hp nx9110)に積んでいたPentium4 2.8CGを移植。  ノートにはCeleron2.8GHzを戻したのですが、やっぱりセレロンは何をするにもひと呼吸遅い・・・。 

ベアボーン AOpen M3661-P
(マザーボードs661FXm-US、ケースH420B、電源300W)
CPU Pentium4 2.8CGHz Northwood Socket478
メモリー I-O DATA DR400-1G PC3200 1GB
HDD 日立 HDT725025VLA380 250GB SATA
ドライブ パイオニア DVR-111D
ビデオカード リードテック WinFast A7600GS TDH(AGP接続)
CPUクーラー SPEEZE VIOLAU
ケースファン XINRUILIAN RDL7025NMB25(7cm静音ファン)
無線LANアダプター プラネックス GW-DS54GR(PCI接続)
カードリーダー オウルテック FA405MX
OS WindowsXP MCE 2005 Vistaアップグレードクーポン付き

VIOLAU
CPUクーラーは、SPEEZE VIOLAU。 1,275円。
「静音」とありますが、これがシステムで一番うるさい。。  CPU温度は室温20℃で27℃位なので、冷却性能は良いみたいです。

DR400-1G
メモリーは、アイオーデータのDR400-1G。 13,125円。  メーカー無期限保証品。

hynix製
チップはHynix製です。

GeForce 7600GS
Vistaに対応させるため、SiS661FXチップ内蔵VGAは使わずに、 LeadTekのWinFast A7600GS TDHを購入。 14,975円。  グラフィックスチップはNVIDIAのGeForce 7600GS。 256MB。 AGP版には補助電源ソケットがあります。  おまけゲームとして「シリアスサム2」「トラックマニア」「鬼武者3」が付属。

カードリーダー
オウルテックの16in1+1カードリーダーFA405MX。1,770円。  DSP版OSを買うためのツレに選択。  まるで最初から据え付けてあったかのように、3.5インチオープンベイに違和感無く収まっていますw

無線LANアダプター GW-DS54GR
プラネックスのPCI接続タイプの無線LANアダプター、GW-DS54GR。  プラネックス直販サイトで2,980円。  SiSチップはUSB接続の無線LANアダプターと相性問題があるらしいので、 PCI接続タイプにしました。
しかし最初ドライバがインストール出来なくて、 デバイスマネージャから直接指定してインストールしました。  加えてWPA-PSKで暗号化通信も出来なかったのですが、 無線LANルーター(コレガ CG-WLBARGP)を初期化したりファームをバージョンアップしたら繋がるようになりました。  それと、プラネックスの付属ユーティリティのパスフレーズとかが良く分からないので、接続にはXP標準のWireless Zero Configurationを使用。  今は途切れることも無くシグナル「非常に強い」で快調に繋がっています。
ちなみにVista RC1ではトラブル一切無くVista標準ドライバで最初から動きました。  暗号化通信のキー入力などもVistaは非常に分かりやすい。

電源容量。
+12Vラインがかなり弱めですけど、 この構成で普通に動いています。  でもビデオカードの電源指定が最低300W以上と書いてあるので、実際はギリギリなのかも・・・。
電源

あとOSのWindowsXP MCE メディアセンターエディション2005は、インストール途中のディスク入れ替えでXP Professionalのディスクを入れろと間違って表示されますが、 最初の入れ替えでMCEディスク2を入れて、次の入れ替えで最初のMCEディスク1に戻せば良いみたいです。

激安ベアボーンなのにパーツで結構掛かっちゃいました。。  Core2Duo載せたショップ系オリジナルPC買ったほうが全然コストパフォーマンス良かったですね。
でもこの構成でもVista RC1のAeroも動いてますし、セレロンノートよりも遥かに快適ではありますw

M3661-Pベンチマーク結果

ForceWare93.71 (WindowsXP MCE)
FFベンチ3 Low:4629
3DMark 05 3308
スーパーπ104万桁 57秒
FSB FFベンチ3(high)
200(2.8GHz) 3606
210(2.94GHz) 3738
215(3.01GHz) 3813
220(3.08GHz) 3878

もうちょっと数値出るような気もしますが・・・。

Windows Vista ホームプレミアム

アップグレードクーポンで購入したVista Home Premiumをインストールしました。 起動と終了はMCEより時間が掛かりますが、起動中の体感速度はMCEと変わらないです。 メイリオフォントは素晴らしく読みやすいし、エアロのフリップ3Dも十分快適です。

Windowsエクスペリエンス インデックス
基本スコア 4.0
プロセッサ 4.1
メモリ(RAM) 4.0
グラフィックス 4.4
ゲーム用グラフィックス 4.7
プライマリハードディスク 5.4

オーバークロック報告(OSはVista)

上記構成、OSはWindows Vista ホ−ムプレミアム。

FSB スーパーπ(104万桁) FFベンチ3(high)
200(2.8GHz) 59秒 2418
210(2.94GHz) 57秒 2452
220(3.08GHz) 53秒 2602
225(3.15GHz) 52秒 2698

VistaでもCPU温度が計測できるツールPC Wizard2007で測ったところ、 温度は常に41℃くらい(室温24度)。 オーバークロックしてもほとんど変化なし。 FFベンチ3はWindowsXP MCEより3割ほど値が低いです。

オーバークロック耐性ですが、定格の1割アップ(FSB220)までは安定しています。 FSB225になるとBIOS画面さえ映らなくなるときもありかなり不安定。
コア電圧上げればもっと行けそうですが、 このベアボーンのマザーボードs661FXm-USにはコア電圧調整の項目がありません。